いつか雨は上がる

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全身麻酔 覚醒遅延!! 意識はあるけど伝えられない!!

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全身麻酔 覚醒遅延!!

 

これは母が体験した話です。

母はもう何十年と持病を持っています。

 

この病気は難治性の病気でプレドニゾロンというステロイドを終身まで服用しなければならない病気です。

 

プレドニゾロンというステロイドを服用しているため、副作用の重度の骨粗鬆症にもなってしまっています。

その記事はこちら

ステロイド プレドニゾロンの副作用による重度骨粗鬆症 - いつか雨は上がる

 

この持病があるため色々なことに気を付けなければならなくなりました。

ただ年齢も年齢なので、持病を抜きにしても、もちろん体にいろんな支障が出てきます。

 

母に卵巣のう胞ができそこそこ大きいので手術して取るということが今から約10年前にありました。

 

その時の話です。

 

卵巣のう胞が大きくなっているので腹腔鏡手術をすることになりました。

これはだいたい一週間の入院が必要になってきます。

腹腔鏡手術だし、そんなに深刻になる手術ではないと言われました。

 

なのでそんなに構えることもなく手術中に病院に着きました。

病院には父が付添をしていました。

 

手術が終わり、すぐに説明する場所へ呼ばれ取ったのう胞を見せられました。

 

そして「手術は順調に終わりました。病室へ移るので廊下でお待ちください」

と言われ廊下に出ました。

 

そこへベッドに乗せられた母らしき人が何人かに囲まれ廊下へでてきました。

数人でベッドを押し病室へ移るところでした。

 

・・・が、

私のところまで聞こえてきたのが

「覚醒していません!!」

と言う言葉。

その後バタバタと色々したかと思うと何処かへ消えていきました。

 

 母はそのままICUに入っていきました。

卵巣のう胞の腹腔鏡手術だったんです。

 

覚醒していないというのは、全身麻酔から意識が回復しないということ。

自発呼吸ができないので、人工呼吸器を取り外してしまうと酸素が送られなくて、

脳障害や、死に至ります。

 

しかし、この意識が回復しないは大間違いなのです。

母は意識があるのに、意思表示ができなくて大変つらかったそうです。

 

寝ていて意識がないまま辛くないなんて嘘です。

全身麻酔の覚醒していない時、本人の意識はあるのに

 

動くことが出来ない

苦しいことが伝えられない

目を開けることもできない

意思表示が全くできない

 

そんな状況で苦しい!助けて!!と伝えられなくて本当に苦しいし気持ちは焦るしつらかったそうです。

 

実際にわたしたちが聞いた「覚醒していません!」という言葉を聞く前から

 母は苦しみもがいていたそうです。

 

もがくと言っても、まぶたひとつ動かすことはできませんが。

でも、この言葉を聞いて、気付いてくれた!!と思ったそうです。

 

麻酔医が寝ている母の横に来て、すいませんでした!

と謝ったそうです。

でもICUのお金はしっかり取られました。

 

全身麻酔、私も不妊治療でしたことがありますが、こういったことも起こるんだと

怖くなりました。

 

意識が回復していないというのは、意思表示ができないだけで

聞こえるし、考えることはできる。

痛いし、苦しいし、つらい

 

そういうことが分かったのが、逆につらいです。

癌で死んでしまった祖母も末期に体が辛くないという薬を投与されて静かに寝ていましたが

本当は聞こえるし、痛いしつらいけど、伝えることが出来ないだけだったんだろうな

と思えて仕方がありません。

 

わたしの友人が母と似たような病気で同じ薬を服用していました。

 

なので、母が難病の病気になった時、その友人に相談してプレドニゾロンという薬を飲むことにしたのですが、

 

友人は、『医者は嫌いだ 自分が飲んだこともない試したこともないものをすすめて

こんなに体が辛いのに、知らないくせに大丈夫だからと言う。』

と言っていました。

 

お医者さんがいるから、こうやってすがることが出来る。

それはきっと友人にも理解していたと思います。

 

けれど、痛いのに痛くないはずなんだけどねぇと言われてしまうとこういった気持ちになってしまうのかもしれません。

友人は多量のステロイドの副作用により自ら命を絶ちました。

 

全身麻酔 意識回復しない は 意思表示ができない だけで苦しんでいます。

母は無事でしたのでこうやって体験を聞くことが出来ました。

 

ただ、こうやって怖がらせても仕方ないので再度伝えておきますが、

母は難病の持病があります。

健常者とは違いますのであまり不安になりませんように。

 

ただ、お医者さんもおっしゃっているように、万が一が起こることはある

ということ。

 

そのことについてサインをしているのですから、こんなはずじゃなかったといって

訴えるのは違うと思います。

 

認識が足りないだけなんだと。

訴えてしまっては、誰も医者業をしなくなってしまいます。

 

ちなみに母は、持病を発症したころ、原因がわからず検査入院をしましたが

その『検査』入院なのにICUに入っています。

 

そしてわたしたち家族も、あの『家族待合室』で待たなければならないほど

深刻な状態になりました。

 

持病が悪化したからではありません。

 

サインと言うのは覚悟をもってしなければならないということです。

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