新築一戸建て 建てた体験談と失敗談
もう新築と呼べない我が家です。
建てる時に気を付けたことや、住んでみての失敗談などを書いていこうと思います。
実は我が家は子供がいないときに建てました。
結婚して、何となく家が欲しいな~くらいで始まったのですが、家を見て回っている最中に、まさか不妊治療するなんてことになるなんて思ってもいませんでした。
なので、建てる時、資金計画はしていてもまさか!はあるので、きちんとまさかの部分もカバーできるように、資金計画はしてくださいね。
夫婦は割と似たようなセンスです。
そして私はきれい好きの面倒くさがりです笑
前回~マイホームが欲しいかなと思ったら~の記事で書きましたが
どこのHM(ハウスメーカー)も相手にしてもらえず、
見積もりとったらとんでもなく高くて、
建売を探しても望みが叶うようなところもなく、
揚句、義実家に住むには問題がある土地の話を持ちかけられ
体調不良により仕事をやめ
新築一戸建てを諦める
と言う流れでした。
新築一戸建ての話が1年後に復活
大和ハウスから連絡が
マイホーム探しを諦めて1年が経過しました。
相変わらず土地の情報などは届いたことがない。
連絡もない。
今はしつこい営業などは嫌われるからそういったことはしないのかもしれない。
情報が欲しいのであれば『強く』情報が欲しいと営業マンに伝えた方がいいかもしれない。
(私たちは情報が欲しいと伝えたにもかかわらず連絡はなかったです)
そんな中、夫の携帯に突然1本の電話が入りました。
「ダイワハウスです。ご無沙汰しております。
住宅の方はどうでしょうか?もうお決まりでしょうか?
もしよろしければ××(地名)にお値打ちになった建築条件付きの分譲住宅があるんですが・・・土地の金額は○○円なんですけど どうですか?」
土地の値段を聞いてとっても驚きの金額でした。
ただ、とてもお値打ちなので早めに返事しないといけませんでした。
土地の手付金は10万円かかります。とのこと
買わない場合は、手付金10万円は戻ってくるというので、
とりあえず話でも聞こうという感じで払うことに決めました。
連絡をいただいたのが土曜の夜だったので善は急げで日曜日に振込に行きました。
こんな年数が経ってから連絡ってくるもんなんです!

大和ハウスの営業さんが来た!ついに夢の一戸建ての商談が!?
月曜日に早速入金確認の連絡をいただきました。
当時、夫は住んでいるところから結構離れたところに通勤していたので帰りが遅かったのですが、
営業さんはそれに合わせて書類を持ってきてくれました。
とりあえず、家に入っていただいてお茶をだしました。
ただ、奥のリビングではなく入口近くのダイニングでお話を伺いました。
きれいにファイリングしてある土地の情報。
夫はその土地の名前は知っていても知らない場所。
私はその土地の一部の地域には行ったことがあるので知っていました。
そもそも私たちにとって『どこに住んでもかまわない』という感じだったので、
知っている土地ならそれにこしたことはない。
それに、ちょうど夫と私の実家の中間地点だったので、なお良い。
ファイリングしてある書類に目を通す。
バス停が近い!しかも違う路線で2カ所
駅からもそんなに離れていない。
24時間スーパーが徒歩2分(銀行等その他施設がある)
私立幼稚園、市立保育園、小学校も大きな交差点などわたることなく行けるし新しい!(この時まだ子供はいない)
公園がたくさんある(けれど子供がいないのでそんなに重視していなかった)
とても大きな集合住宅地
提案いただいているのは角地
コンビニも近い(24時間スーパーがあるからあまり利便性は感じない)
場所は今までに見てきた中で一番環境がいい。
以前とても気に入った家とは比にならない
とりあえず、次に会う場所を連絡してくれるとのことだったので
その日は込み入った話をするわけでもなく(舞い上がっていたけど)営業さんは帰っていきました。
大手HMとの新築一戸建ての注文住宅なんて…
そもそも、注文住宅なんて私たちには無理だと諦め、
建売でも高いと感じたのに大丈夫?
全く不安がないわけではありませんでした(浮かれていましたが)
うまいこと話しにのせられて、契約したらとんでもないことになってしまった・・・とか。
注文住宅・・・大手HMだろうが、地元工務店だろうがとにかく高い!というイメージ。
とても素敵な土地だし・・・
とりあえず土地を見に行くことにしました。
とりあえず土地を見に行く
休日、ナビに大和ハウスの営業さんからいただいた土地の資料にかいてある住所を入れてみた。
ところが。。。
その住所が出てこない。
周辺に設定してあとは土地の資料に地図が描いてあるのでそれで行くことにした。
ナビの指示に従いながら進んでいくと急な坂狭い道、一方通行・・・なに!?
どこで曲がるの!?
そんな、とんでもない道。
しかもとっても狭いのにバスが通るらしい(バス停を発見)
少し不安になってくる。
結局迷子に・・・
ウロウロしているとなんとか大きな道に出ることができた。
大きな住宅街
きっとこの辺りなんだろうけど・・・
そこで地図をみて進むとありました!
角地!
駐車できて小さな庭ができそうな広さ!
こんなところに家が建てれたらな・・・
バス停も徒歩2分圏に路線違いがもう一つ。
さすが。大手HMは売れる土地を持っている。
帰り道はあっさり国道に出ることができた。
ナビに頼り切りもダメってことですよね・・・
ちなみにナビが検索しなかったのは新しい住宅地な為。
車は新車で購入して1年程でしたがナビの情報は最新でも2年前のものになるので入っていませんでした。
作戦
HMで家を建てるとして、うまいことのせられたり、
高い商品を取り付けたりされないために『お金がない』作戦を立てました。
今だから言えるのは、そんなことするような営業さんじゃなかったのですが笑
アパートに住んでいるとゴミ箱のごとくポストに建売住宅の広告が毎日ポイポイ入っていました。
そこでよく見かけるのが『頭金0円で月々8万!家賃より安くマイホーム!』なんて文句がならべられていました。
夫の仕事の属性から考えて大体借入は○千万まで大丈夫だろう・・・と予測
(予測したのはネットなどで調べました)
もちろん、借り入れができる金額と返済できる金額は違います。
そこで、頭打ち金額を先に伝えることと、親からの援助は一切なし(これは本当)、貯金が全くないということにしました。
頭金0円で注文住宅!という感じでしょうか。
もちろん貯金は多少あります。
頭金があるということは話がうまくいったらそのことを告げ借り入れをするつもりでした。
夫と私の役割
営業さんと話をしていくうえで、夫と私の役割を決めました。
それは
こまごまとしたことは私が言う。
夫は黙っている。
私がサービスして欲しいものや、カタログでみつけた商品などを営業さんと駆け引きする。
契約直前に夫が駆け引きがうまくいかなかったものなどと色々をまとめて話をする。
借金(ローン)は夫の名前なので私より大きくでるのは当たり前ですよね。
初めての商談
打ち合わせ場所と日時の連絡があったので初めての打ち合わせをすることになった。
場所は土地を見ていただく。
ということで現地になりました。
現地のまだ買い手がついていない建売住宅のダイニングで商談をしました
私たちは一年前に住宅展示場などを見て回ったり、建売住宅を何件かみていたのでこうしたいとか、どういった感じにしたいなどの希望は決まっていた。
主人とは趣味(センス)がほとんど一緒なので二人でいいね!と思うものが一致していた。
まず、作戦通りお金がないことを前面に出す。
1年前に展示場に行ったのも実は体調不良により予定外で仕事もやめて大変だったと。
そして、まず土地の形、大きさから間取りを考える。
和室は?リビングはどれくらい?動線はどんな感じがいい?
家の屋根の形は?勝手口の扉は?
わからないことは提案していただいて、だいたいの間取りがでてくる。
設計士さんは、さすが!
提案しつつ、絵をフリーハンドで描いていく。
とてもイメージしやすい。(外観も)
夫と私は和風がよかったのですが、軽量鉄骨なので・・・大体の形も決まってくるし、外観も今風(?)とでもいうのでしょうか?和風には程遠いので和室にこだわりました。
ほんと、お金はもちろんない(貯金があるっていってもわずかですから)からこだわるところは1点のみ。
キッチンなんて使えればいいや。
そんな感じでした。
でも設計士さんが色々提案してくれるので任せられました。
提案されていいかんじなら取り入れる。
お金がオーバーしたなら削っていけばいい。
むしろそれが相手の作戦なのでしょう。
人は、いいなって思うと削ることが難しくなる。
知らなければそのままで済んだかもしれないのに。
ただ、こちらは先に金額を伝えてあるのでこの提案入れて大丈夫なの?と聞けば営業さんががんばってくれるか、やめましょう・・・と言ってくれる。
若い年下の営業さんでした。
とても良い営業さんだったので、よかったです。
営業さんとの相性もあると思います。
家も土地も、営業さんも良い出会いがあると一番いいですね。
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