IPS細胞によるパーキンソン病の世界初の治験がついに!!
IPS細胞が2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞してから何かと注目があったIPS細胞です。
それがついにパーキンソン病という難病の治験をするというのです!
パーキンソン病とは
パーキンソン病
振戦(ふるえ)、動作緩慢、筋強剛(筋固縮)、姿勢保持障害(転びやすいこと)を主な運動症状とする病気で、50歳以上で起こる病気です。時々は40歳以下で起こる方もあり、若年性パーキンソン病と呼んでいます。
出典元 難病情報センターホームページ(2018年7月現在)から引用
若い人にはわからないかもしれませんが、あの俳優のマイケル・J・フォックスもパーキンソン病だということが有名です。
パーキンソン病は薬が効く場合があります。
薬が効くと言っても治るわけではなく症状が治まっているのですが、薬の効果が切れると元に戻ってしまいます。
薬が合わない場合もあるようです。
わたしの父もなんだかおかしいと思ったときパーキンソン病を疑いました。
しかし様子を見るとパーキンソン病とは少し違っていました。
父の病気はパーキンソン病型の進行性核上性麻痺という病気でした。
まだ病気がどういった病気なのか何が原因なのかわからない時に、念のためパーキンソン病のお薬を飲んでみて、パーキンソン病だと薬が明らかに薬が効いてとわかる
と教えてもらったのを今でも覚えています。
パーキンソン病型だとそういった薬すらもない…。
治験の対象患者の条件
京大病院で年内に7人の治験者にIPS細胞を脳内へ移植することが発表されました。
この7人の選定は一人は京大病院内から。
他6人は全国から募集するという。
条件として
・50~70才未満
・薬物治療で充分な効き目がない
・5年以上患っている
・他の合併症がない
リスクもある
移植した細胞が増え、脳の中に腫瘍を作る可能性がある。
ただその腫瘍を放射線で増殖を止められる。
マウス実験によると2年間は腫瘍ができなかったようですが、マウスということもありますし、「2年間は」ということも気になります。
この7名の手術が成功し、のちも順調に生活できるようになるとしたら、夢のような話です。
そして、これが皮切りになりいろんな難病もIPS細胞によって移植をし治るようになれば、世の中に難病が無くなる日が来るかもしれません。
わたしにとって、難病って??という、まわりに難病を抱えているような環境ではなかったのですが
大人になってから職場で難病の同僚がいました。
そして難病の同僚と出会ってから数年後、母が難病に。
それから、10年くらいたってから父が難病に……
不思議なことに無縁だったのが両親が難病になってしまうということがおきました。
どんなことでもいい。
体が辛くないといい。
体が辛いのに、つらいまま息をしているのは本当に何のために呼吸をしているのか、
この一日、一日を過ごしているのかわからないとおもいます。
それが、いつの日が無くなることを祈って!!
本当にこのIPS細胞の可能性に期待をしています!!