ピルをやめました ピルをやめるタイミング
ピル(ヤーズ)は二男を産んでから飲み始めました。
飲み始めた原因は子宮内膜症だった為です。
それまでは子供を望んでいたこともあり、出産すると子宮内膜症もなくなる可能性もあるといわれたので、不妊治療をしていました。
出産後、結局子宮内膜症の症状が改善されなかったので、ピル(ヤーズ)を飲むことになりました。
ピル(ヤーズ)は副作用もあり、飲み始めは体に合う、合わないがありますが、わたしにはそこまで問題はありませんでした。
このヤーズを飲み始めて5年経ちました。
私の体にも変化が出てきました。
卵胞期短縮症
不妊治療をしている時に血液検査をしました。
その時FSHの値が高いと言われてネットで調べてみた。
そして・・・見つけました。
『卵胞期短縮症』
聞いたこともありませんでした。
●卵胞期が短縮する為に月経周期が短縮する状態で頻繁に月経が来ることで気づきます。
(もともと短い周期の人はこの病気とは異なります)
●加齢とともに卵巣機能が低下してくると、卵巣刺激ホルモンの分泌が上昇、卵胞の発育が早くなり排卵が早く起こる。
妊娠の機会が増すがたまごの質的に十分ではなく妊娠が成立しにくい。
または、妊娠しても流産につながる。
●基礎体温を計って卵胞期の短縮が認められFSHを測定して軽度に上昇していれば卵巣機能が低下しているとされ、卵胞期短縮症と考えられる。
まさにこれでした。
酷い時は14日で生理が来た。
先生には以前から指摘されていたけれども。
卵巣機能が低下している。
月経も40前後で上がる と言われていました。
体の変化
ピルを飲み続けているのにあるとき、丸1ヶ月不正出血が止まりませんでした。
色々自分でネット検索をしましたが怪しいことはなく、とりあえず診察時にこのことを話しました。
もしかすると、この不正出血が生理があがる予兆なのかも…と思っていました。
年齢もアラフォーになるし、生命保険も充実したものに追加で加入したいと考えていましたが、ヤーズを飲んでいるとなかなか生命保険も厳しいです。
それと、薬を飲んでいても出血がだいたい3日程度でおわります。
このことを話すと、
「そろそろ上がるかもしれないねー。」
と。
先生が。
「ヤーズをやめてもいいかもしれない。
でも、もし生理痛がひどかったら、処方するからすぐにきて。
だから一度やめてみよう。」
ということになりました。
ここで不安に思うのが、
ヤーズをやめたら更年期がひどい症状で出るのではないかという不安。
それを聞いたところ「それはわからない」ということしか言われませんでした。
ピルをやめるタイミングとしては
■体(生理)に変化があった。
変化というのは、ひどくなったとかそういったことではなく、生理が少なくなってきた。
■不正出血があった。
■年齢
こういった兼ね合いがあり、もうひどい生理痛がないかもしれないと思えれば、かかりつけの医師に相談してやめるかどうか、話してみると良いと思います。
ピルを止めてからの体の変化
ピルを止めてから次の生理になるまで特に体に変化はありませんでした。
ところが、次の生理が始まる頃から、イライラと乳首痛(かなり痛い)が始まりました。
乳首痛で検索すると、どうやら更年期の症状であるようです。
いままでピルによってホルモンのバランスがとれていたようですが、ピルを止めたとたん、自分で出すホルモンがとても少なかったのか、急激の変化に更年期の症状がでたようです。
この乳首痛は始まって1ヶ月から2ヶ月ほど痛みましたが、現在は全く問題ありません。
ピルを止めてからのイライラ(夫に触られるのが嫌!!)というのもなくなりました。
ちなみに
更年期と言うのは誰にでもあって、多少のイライラや体のほてりのことを更年期と言います。
更年期障害と言うのは、更年期のその症状がひどく、『生活がままならない症状』のことを『更年期障害』といいます。
ヤーズを止めてみて、とりあえず4か月後の現在は問題なく過ごせています。
生理も、通常通りきます(ただ短いですが…)。
あのひどい生理痛も今のところありません。