【画像あり】 子供の体に赤い斑点が…!!?あせも?
今回、二男(5才)が体験した水疱瘡(みずぼうそう)のことを書いていきます。
ワクチンは2回接種済みですが感染しました。
体に赤い斑点(点々)が…あせも?みずいぼ??
子供の体のおへその近くに、赤い発疹が。
でも一つだけだし、特に気にしなくても大丈夫だと思っていました。
そう思っていたら、翌日の朝に体に広がって赤い斑点がいくつか体にでていました。
かゆみはない。(注:水ぼうそうは強いかゆみがでます)
それでも、思い当たることないし、でも虫刺されではないだろうな…。
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あせもか水いぼかもしれないけれど、念のために病院へ行きました。
熱を計りましたが、熱はありませんでした。
皮膚に赤い発疹が出ているので、皮膚科へ行った方がいいか悩みましたが、
二男は長く続く咳で小児科へかかって薬をずっと飲んでいたので、
もしかすると薬疹かもしれない…とも思い同じ小児科へかかりました。
その日は月曜日だったので病院の診断が、あせもや水イボだったらそのまま幼稚園へ連れて行こうと思い、制服を着せて病院へ行きました。
小児科へ
朝いちばんに小児科へ行き発疹が出ていることを伝えました。
念のために隔離部屋へ行き、そこで待機。
先生へ熱がないこと、前日に一つ、おへその上にできていたことなどを伝えて、体を診てもらうと
「あ、水疱瘡だね。幼稚園は行ってはいけませんよ。だいたい、おへその周りから発疹が始まるからね」
そう言われまた。
水疱瘡(水痘)とは??
水痘とは、いわゆる「みずぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスというウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。
空気感染、飛沫感染、接触感染により広がり、その潜伏期間は感染から2週間程度と言われています。
発疹の発現する前から発熱が認められ、典型的な症例では、発疹は紅斑(皮膚の表面が赤くなること)から始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒するとされています。
一部は重症化し、近年の統計によれば、我が国では水痘は年間100万人程度が発症し、4,000人程度が入院、20人程度が死亡していると推定されています。
水痘は主に小児の病気で、9歳以下での発症が90%以上を占めると言われています。小児における重症化は、熱性痙攣、肺炎、気管支炎等の合併症によるものです。
成人での水痘も稀に見られますが、成人に水痘が発症した場合、水痘そのものが重症化するリスクが高いと言われています。
引用:厚生労働省 2019年3月現在
水ぼうそうはいつまで休むの??
水疱瘡ができたときは、速やかに幼稚園へ水疱瘡だと連絡する。
水疱瘡の出席停止期間は、発疹が全てかさぶたになるまで
水ぼうそうは感染力が非常に高く、あっという間に感染していくそうです。
潜伏期間は2週間で、兄弟がいると必ずと言うほど感染してしまうようです。
重症化もあり得るので、周りに感染させないように注意してください。
水ぼうそうの感染経路がわからない!!
実は、幼稚園で誰も水ぼうそうになっていないとのことでした。
ただ、長男が行っている小学校では水ぼうそうの子が何人かいると聞いていましたが、二男がかかわることはありません。
長男は今のところ感染はしていませんので、長男からの感染は考えられません。
そういったこともあり、考えられるのは2週間前に咳で受診した病院での空気感染になるのではないかと思いました。
それだけ、感染力が強いということです。
予防接種をしていると症状が軽い??
水ぼうそうの症状で言われているのが
■発疹
■熱(38度くらい)
■かゆみ
発疹する前に熱が出る…と言われています。
二男のお友達も熱が出て、気が付いたと言っていました。
ただ、二男は発疹前や発疹時に熱はありませんでした。
熱は3日後に38度のねつがでました。
発疹は初日におへその近くにひとつ。
翌日に上の写真のように全体へ。
さらに翌日の3日目は顔に出ました。その時に38度の熱
かゆみは通常強いかゆみが出るようですが、特に痒がることはありませんでした。
そういったこともあり、割と軽く済んだのですが、なかなかかさぶたになりません。
感染中はどうやって過ごしたの?
処方されたのは、粉薬と、塗り薬。
念のため塗るときは手袋をして塗りました。(私自身予防接種のみ)
熱は割とすぐに治まり、常に元気ですが、子供の寝室にテーブルやいすを持っていきそこに隔離。
長男は、わたし達と一緒に寝ました。
5才一人で寝るのはかわいそうですが、毎回眠るまで一緒についていてあげました。
タオルは専用。マスク着用。空気清浄器フル回転。
子供が快適に過ごせるようにTVを部屋へ持っていき視聴できるようにしました。
(プライベートビエラがあるとTV配線なくてもどこでも見えます。軽量鉄骨ですが電波に問題ありません。)
お風呂はシャワーのみ。兄がお風呂を出てから入る。
二男の隔離している部屋に小さな声で呼んでもわかるように赤ちゃんの時に使っていたモニターを置いて過ごしました。
ちなみに私が使っていたモニターは音のみ(それなのに1万越え)で、当時はカメラ付きは発売してなかったと思います。
今は、カメラ付きでお手頃で帰るので、一台あってもいいですよね。
食事は元気だったので通常と変わらない食事です。
水ぼうそうの発症から治るまで
水ぼうそうは出席停止期間があります。
治ったら、病院で確認してもらって登校許可証書を書いてもらってから学校(幼稚園)へ行くことになります。
感染力がつよいので、どれくらいが完全にかさぶたになっている状態なのか判断するのが大変です。
かといって、まだ治ってもいないのに病院へ行ってしまうと他の子に感染する可能性もあるのです。(病院に来ている子は免疫が下がっている)
長男の花粉症がひどくなってきたので、土曜日に同じ小児科へかかりました。
その時に二男の体の写真を撮って、写真を見せて病院へ連れてきていいのか判断してもらいました。
翌週の月曜日に病院へ連れて行き登校許可証を書いてもらいました。
結局病院へかかってから8日間かかりました。※発症は病院へかかった前日です。
二男の発疹の治るまでの経過写真がこちら
かさぶたの周りがボワーっと赤いのが4日目。
7日目をみるとわかると思いますが、かさぶたの周りの赤みがとれています。
これくらいになったら、病院へ連れて行っても大丈夫です。(最後に発疹が出たところで判断してください)
小児科か皮膚科に行くか悩んだら・・・
皮膚科で隔離部屋がある場合はいいのですが、隔離部屋がない皮膚科もあるので
体に発疹が出たときは、隔離部屋がある小児科へ行くといいかもしれません。
要注意!!
水ぼうそうは本当に感染力が高いです。
もし、周りに水ぼうそうの人がいる等の情報がわかれば、病院にかかった時に医者に必ず伝えてください。
水ぼうそうの薬は”皮疹出現後2日以内に投与を開始することが望ましい”ということです。
そうすると、早い段階での診断が必要になってきます。
ところが、中には『虫刺され』や『あせも』などと診断されたケースがわたしの身近にもありました。
病院の良し悪しは判断付きにくいでしょうが、病院の噂もまた大事な判断材料になります。
お医者さんには知りうる情報を必ず伝えるようにしてください。