子供の足の裏に皮膚の塊のような まめ?ウオノメ?
9月末頃、4歳の下の子が足の裏を見せてきた。
【下に写真があります】
なんだかいつもと違うから見てほしかったんだと思います。
見ると、右足の裏の動物でいう肉球みたいなところに、私の知っている知識からすると鉄棒のやりすぎの時にできる、あの『まめ』ができていた。
小さいのに自分の体の違和感にきちんと気付いて、ちゃんと伝えることが出来た。
なのに、大人の親の私ときたら
「ん?それってまめじゃないかな?大丈夫!大したことないよ。そのうちなくなる」
と、言ってそのままにしました。
- 子供の足の裏に皮膚の塊のような まめ?ウオノメ?
- ウオノメは痛い!?病院へ!!
- ウオノメじゃない!尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
- イボは感染します!!
- イボの治療法
- 大きさにより治療1回では治らない
- 発症・治療開始から治るまでの期間
ウオノメは痛い!?病院へ!!
11月中旬 約2か月後
下の子がまた、黙って足の裏を見せてきた。
治らないよ?という感じでしょうか?
夫が「それってウオノメってやつじゃない?」と言っていた。
ウオノメ??聞いたことがあるけれど、なんだろう?検索検索。
調べたところウオノメは歩くと痛いらしい。
痛みがあるのなら大変!
さっそく病院へ連れて行きました。
ウオノメじゃない!尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
これはマメではなく、イボで、ましてウオノメではないということです。
ウオノメは子供の足の裏にできることはないそうです。
この尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)というのはヒトパピローマウィルスというウィルスに感染することによってできるそうです。
ヒトパピローマウィルス…聞いたことありますよね。
そう、子宮頸がんで有名なあのウィルスです。でも、これは型が違って良性で、これになったからといってがんになるわけではありません。
イボは感染します!!
この尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)というイボは、プールで感染したとみられます。
感染経路は、ちょっとした傷などがありそこに、ヒトパピローマウィルスが入り込むとイボになるそうです。
放置して他の傷口などにこのウィルスに感染しイボの数が増加します。
増加するだけでなく、はじめの感染したところもどんどん増殖して大きくなっていくようです。
これは今回たまたま足の裏でしたが、足の裏に限らず、手、顔、体にも感染し放置すると増殖します。
そして、また人へうつっていくのです。
イボが小さくて数も少なく早いうちなら早く治せますが、増殖し、数もたくさんになると治すのに何年もかかったり、治らなかったりするそうです。
イボの治療法
この治療法は
液体窒素で焼く!!!マイナス140度
これを何度か日にちを空けて繰り返す治療になります。
子供にとってとても苦痛な治療法です。
でも、焼いた後、普通に靴下履いて、靴履かせました。それでいいそうです。
1回目はさすがに号泣で抱っこで帰りました。
治療後の足の裏(あまり変わらないけど白くなった)
家の中では風呂上り後には靴下をはく。お兄ちゃんとは別で入る。
(お兄ちゃん、今までの約2か月、ころんでけがをしていた時も普通にお風呂一緒に入っていましたけど感染してないようです。お兄ちゃんはアトピーではないけれど、皮膚がものすごく弱いです。体中白くカサカサで飛び火とかにすぐなります。でも大丈夫でした)
大きさにより治療1回では治らない
次回の治療は2週間後
これは皮膚のサイクルが約10日くらいなので2週間としているそうです。
10日後くらいに上の写真とは様子が変わって黒くなってきました。
足の裏汚いですね…気分悪くなったらごめんなさい。
2回目の治療も無事に終わりました。12月上旬
この時はすぐ歩いていました。
この、黒い栓が取れないといけないそうです。
奥に残ったままだと、治りきらずにまた増殖するので、その時はピンセットでグリグリ取ります。と、言われました。
まだしっかり残っていたらもう一度焼きます。とのことでした。
そして3回目の治療はもう一度液体窒素で焼きました。
(年末近くは休みだったので年明け)
そして、今はつるつるでふわふわの足に戻りました。
載せる意味があるの!?っていうくらいのブレブレ写真ですが、ないよりはいいのかと思いまして載せました。
発症・治療開始から治るまでの期間
今回のこの尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)というイボ
感染時期は多分8月くらい(はだし、プールの時期)
早期発見?9月末に気付いたにもかかわらず、マメだと思い込み放置。
11月下旬に治療開始
1月上旬に3回目の治療
1月中旬に完治
発見から2か月放置してしまって、それから治るまでに約3か月かかりました。
なんだろう?って指で触って、指にもし傷があって、どんどん広がっていったかもしれなかった今回のこのイボ。
今はインターネットがあるんだから、大丈夫!って思いこまずにすぐに検索していればよかった。
教訓です。
ネットの情報でいろいろあって惑わされてもいけませんが、自宅で治療!とか、そういう前に病院行きましょう…。
