子供の花粉症 舌下免疫療法を始めることに!
子供が結構ひどい花粉症です。
長男が3歳の時に耳鼻科を受診し、パッチテスト(肌にアレルギー物質をつけて反応をみる)のアレルギー反応をみたところ、杉花粉が赤くなるどころかパンパンに腫れ上がりました。
- 子供の花粉症 舌下免疫療法を始めることに!
- 花粉症の対策として試してみたこと
- 子供の鼻水・咳がひどいので小児科へ
- アレルギー科へかかり調べることに
- 花粉症アレルギーの血液検査
- 舌下免疫療法を始めることに
- 舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)とは・・・
- 舌下免疫療法を始める時期
- 投薬期間が長い!!それでもやるの??
- もし始めるなら砂時計が便利!!
その頃から毎年、耳鼻科へ行って薬と点鼻薬と目薬を処方してもらっていました。
(耳鼻科でも花粉アレルギーの場合は目薬も処方してもらえるので、お医者さんに伝えて出してもらうと楽ですよ)
大人の市販の点鼻薬はわりとしっかりと効くのですが、医療用で出してもらった子供用はなかなか効きが良くありません。
花粉症の対策として試してみたこと
・鼻、目の周りにワセリン
・アレルケア(ラムネのようなものを毎日食べる)
・毎日ヨーグルト
鼻、目の周りにワセリン
鼻や目の周りにワセリンをつけるというのはやっていましたが、結局くしゃみが出てしまい、ティッシュを使うと意味がなくなる・・・。
それの繰り返し・・・というかワセリンが効いていないからクシャミがでているのかもしれませんが・・・。
結局は気の持ちよう・・・というか。
とあるヨーグルト
毎日ヨーグルト!続けてみましたが効果があるのか全くわかりません。
しかも入荷時間の関係で棚になかったり、おいてあるお店を探すのが面倒!
アレルケア
そしてついに上の写真にあるアレルケアを購入して試してみました。
これは花粉が飛び回る前からずっと続けてみました。
せっかくこういったものを買うなら、きちんと続けてきちんと効果があるようにしたいと思って毎日続けました。
ちなみに弟の方も花粉症でクシャミがひどいので同じように食べていました。
このアレルケアですが、子供用もありますが、私は通常用を購入。
それでも子供も嫌がらずに?というか特に味が特別に変というわけではないのでおやつ感覚で、食べています。
私がウッカリしていると、子供から催促されるくらいです。
それでも・・・効果があったようには思えませんでした。
花粉の時期に鼻が詰まって夜眠れない・・・(ちなみに空気清浄機・花粉対策用も寝室とリビングダイニングにおいてあります)
窓は開けない!
洗濯物は部屋の中!
を徹底しても、学校や幼稚園へ行っていると快適に過ごすわけにはいかないようです。
子供の鼻水・咳がひどいので小児科へ
次男が熱はないけれど、咳がひどいので小児科へかかりました。
鼻水が出ていて(鼻から鼻水が出ている症状はない)、それが喉の方へおりることによる咳 後鼻漏(こうびろう)といわれました。
咳止め、鼻水を止める薬(抗アレルギー)をだしてもらっていたのですが、収まる様子がありませんでした。
およそ3ヶ月続けて薬を飲んでいましたが、多少改善はあったものの薬が切れると、また咳が出る・・・という症状が繰り返していました。
アレルギー科へかかり調べることに
何が原因か調べるためにアレルギー科へかかりました。(今までの様子をみて自己判断でアレルギー科へかかりました)
鼻炎だということで、小児科と同じような薬でとりあえず様子見。(このとき血液検査はしていません)
花粉症アレルギーの血液検査
長男も同じようにアレルギー科へ連れて行き花粉症の薬を出してもらいました。
血液検査をしたところ
長男のアレルギー検査結果
スギだけでなくひのきも反応がでていました。
血液型がまだわかっていない場合ここで血液型を教えてほしいというと一緒に調べてくれます(有料・およそ1000円以下・うちの場合800円)
カバ系がひどくなると食べ物にも影響が出てくるそうです。
今のところ、長男には食べても問題はないので排除はしていません。
確かに長男はフルーツが苦手だったので、口の中に異変があったのかもしれません。
下の記事にもフルーツが苦手だということが書いてあります。
次男のアレルギー検査結果
驚いたことに花粉症と思っていたのがじつはハウスダストとダニアレルギーということがわかりました。
この『驚いたことに』というのは、お医者さんも驚いていました。
兄弟で真逆な反応が出ることは珍しいそうです。
他の記事でも書いていますが、夫が単身赴任だったため、次男が生まれた直後から(退院と同時に)実家に引っ越していました。
そのまま父の介護が始まったので、長男が小学校へ上がるまで実家に住むことになりました。
これが関係あるようです。
育った環境です。
舌下免疫療法を始めることに
検査は長男の場合3月にわかりました。
舌下免疫療法を先生に勧められて、まずは冊子を渡され家で一読してからどうするか教えてください。ということでした。
舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)とは・・・
舌の下でアレルゲンを含む治療薬(ラムネのような錠剤)を投与する方法で自宅で服用できるお薬で、徐々にアレルゲンを体の中に取り込んで免疫をつける方法です。
アレルギーの種類によって薬が違います
スギアレルギー・・・シダキュア(薬の名前)
ダニアレルギー・・・ミティキュア(薬の名前)
服用方法と注意
一日1回1錠を舌の下に置き、1分間口の中に保持(つばも1分間のんではいけない)
それから5分間は飲食をとってはいけない。
アレルゲンを取り込むため服用前後2時間は激しい運動を避けなければならない。
風邪や体調が優れないとき、口の中に傷がある、または歯の治療や、乳歯が抜けた等のときは薬をやめる。
飲んだかどうか、わからないときは飲まない。
予防接種があるときは飲まない(副作用がどちらの薬で出たかわからないため)
3年~5年の服用が望ましい。
舌下免疫療法を始める時期
スギアレルギーの場合、スギ花粉が飛んでいないときに始めます。
息子が通院しているところは予約開始が4月からはじまり、6月から処方が始まります。
次男はダニアレルギーなので通年です。
そのため、いつ始めるかは関係ありません。
ただし、初めて薬を始めるときにアナフィラキシー症状が出るといけないので、病院で飲んだ後、30分は病院で過ごさなくてはいけません。
そういったこともあり、我が家は長男・次男とも同時に始めました。
投薬期間が長い!!それでもやるの??
長男は8歳です(小学3年)。
次男は5歳です(年長)。
3年~5年服用するとして、高校・大学受験などに響きません。
そして、これから長い人生の3年~5年はあっという間です。
もし、効果があったならその後の花粉症やアレルギーに悩まない楽な人生の方が長いので、今から始めました。
我が家の次男は、おとなしく言うことを聞くタイプなので薬を飲むのに問題はありません。(粉薬も口の中に直接入れて飲むことができます。)
副作用は、通年のダニアレルギーの方が出やすいそうです。
スギは花粉が飛んでいない時期に服用をはじめるのですが、ダニアレルギーはそういった訳にはいきません。
割と面倒ですが、しっかりと子供の様子を見ながらやっていきたいと思います。
ちなみに薬を飲む時間は我が家の場合朝の6時です。
6時に飲まないと学校での朝の活動や1時間目からプールだったりすると、見学になってしまいます。
もし帰ってきてからでも、運動系の習い事や、体育の時間によってはそれから2時間は飲んではいけない、飲んだ後、2時間はお風呂に入ってはいけないので、寝る時間が遅くなってしまいます。
そういったこともあり6時に飲むようにしています。
もし始めるなら砂時計が便利!!
そして、とても役に立っているのが砂時計!!
1分間口の中で保持しているとき、1分の砂時計を見ていることで、後どれくらい待てばいいかわかるし、見ていて楽しい。
そしてその後5分間は飲食をしてはいけないため、薬を飲んだ後はすぐに5分の砂時計をして落ちていれば飲食をしてもいいことがわかります。
我が家が買ったのはこれ
ちょうど良かったのが、薬を飲むときに兄弟二人に数秒の差があったときにも1分の砂時計と30秒の砂時計を使うことができます。
3分の砂時計は歯磨きのときに使っています(2分がちょうどいいのですが)
砂時計、意外に使えますので試してみてください。
薬の効果が出てきたときにまた随時更新します。
服用後2回目の花粉の時期の様子はこちら