【体験談】チック症 発症してから1年半後 子どもの様子
子供のチックが始まっておよそ1年半経ちました。
発症した時の様子はこちら
- 【体験談】チック症 発症してから1年半後 子どもの様子
- チックの原因
- 発症した頃の様子
- 心療内科へ
- 1年後の様子
- 夏休み後に突然ひどくなった
- 漢方を少し強めに変更
- 発症してから1年半後の様子
- 心療内科に子どもを連れて行きづらい
チックの原因
チックが発症した理由は、引っ越し先での虐め。
引っ越し先と言っても、もともと家を建てていて親の介護の為に家を空けていたので、自宅に戻ったという感じなのですが、
子供にとっては同じ幼稚園の子がいない環境で、仲良くしてくれたはずの子のいきなりな仲間外れが原因です。
学校に連絡し、学校や私から本人に注意、わたしから本人の親にも話をしに行きました。
一時期はいじめをしなくなるものの、長期の休みが明けると思いだしたかのようにいじめが始まります。
ただ、ありがたいことに周りのお友達は『いいこと』『悪いこと』がわかっているので、同じように仲間外れにするような子はいませんでした。
むしろ、息子に対して虐めがあったと、周りの子たちが自分たちの親に伝えてくれていました。
発症した頃の様子
発症した1年生の5月下旬頃は、咳払い。
咳払いをよくするな……。と、思っていました。
チック症自体を知りませんでした。
花粉の時期でもあったし、はじめは気にしていなかったのですが、あまりにも癇に障るというか『そんなに咳払いする必要ある!??』というほどになり
『のどが痛いわけでもないなら、癖になるからやめなさい』
と、咳払いをするたびに毎回注意していました。
そして、ついに目だけをくるんと回すようになり、あっという間に首も動くようになってしまいました。
心療内科へ
まずは、学校へからかいが無いように連絡をし、心療内科へ行きました。
とりあえず、子供だからということで漢方を処方してもらいました。
毎日飲むように言われましたが、漢方でもあまり飲ませたくないというのがあり、症状がひどい時に飲むようにしていました。
その時に処方されたのが
甘麦大棗湯エキス顆粒(かんばくたいそうとう)
2.5g/回 1日5g 朝、寝る前に服用
■夜泣きを改善する・ひきつけを改善する
1年後の様子
2年生になるほんの少し前に、虐めを続けていること、先生の前でも平気で仲間外れにしていたこともあり(先生に注意されました。)チックの症状が治まったり、目をくるくる回したりすることがたまにありました。
虐めがあった時だけでなく、よく子供をみていると
・興奮時
・緊張時
・リラックス時
・疲れた時
に出るようになりました。
夏休み後に突然ひどくなった
1年間そこまでひどくなることもなく、「あ…今でてるな。疲れてるのかな」という感じで過ごせる程度でした。
ところが、2年生の夏休みが終わって学校へ通い始めたころ、今までにないほどの酷いチック症状が出はじめました。
首ふりがものすごく酷い状態で、お友達に「あれ?首がいつも動いてる」と思われるほどでした。
それが毎日続きました。
息子自体は学校が楽しくて『学校が嫌』という気持ちを持っていません。
その時の詳しい記事はこちら
漢方を少し強めに変更
心療内科へ行き今までもらっていた漢方を少し強めに変更することに。
その時に処方されたのが
ツムラ酸棗仁湯エキス(さんそうにんとう)
2.5g/回 1日5g
■心身疲労・不眠
今回、この漢方に変えて息子にとっては結構効き目がありました。
そして、症状が出たときに飲む という感じで大丈夫だということでした。
発症してから1年半後の様子
習い事のプールが結構きびしくなってきたので(50m×5)、プールから戻ってくるとチックの症状が出ていることが増えました。
ただ、夏休み明けほどずっと出ているということはなく、寝て起きると元に戻っています。
大晦日、正月から4日間が、なぜか毎日首ふりが出ていました。
この期間というのは、全くお勉強をしなかった日です。
解放感と、いとこ達と沢山遊んだということで興奮して出たのではないのかと思います。
ただ、この時症状が出てしまうから遊ぶことが良くない ということはないそうです。
チックが出ている子供は色々と発散してあげることが大事だと先生に言われました。
心療内科に子どもを連れて行きづらい
初めて行ったときは症状を見てもらうために連れて行きました。
ただ、このチックは本人が気にしないようにしてあげないといけません。
だから首ふりの指摘もしません。
時々、症状が出ている時に「体がつかれた?つらいことはない?」と聞く程度です。
本人が気付いていないのに、先生の前で話をするのが大変です。
「なんのこと?ぼくのこと?」
と話に入ってきます。
もちろん、先生もごまかしてくれますが、色々と理解をしてくると話しづらくなってきました。
今回、「子ども自身がこの症状に気付いていなく、話しづらいので私だけで診察に伺うのはダメでしょうか?」と伝えたところ、了解してもらいました。
そして、今後も親のわたしだけでの診療が可能になりましたが、子供に新たな症状が出てきた時は連れいくということになりました。
なかなか治まる感じはありませんが、起伏を繰り返して過ごしています。
また、冬休みが明けたあとの状態もみるようにしていきます。